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トップ すてっぷ JUMP 日本鋳鉄管社長 秋田 眞次 氏
2009年03月26日

モノづくりの基本
昭和44年に日本鋼管(現・JFEエンジニアリング)に入社。その後、鋼管の製造等に携わり、平成12年にはJFE精密の代表取締役社長に8年半在職、昨年10月に日本鋳鉄管の代表取締役社長に就任した。「前の会社のJFE精密では、携帯電話や自動車の部品など民需を対象とする先端技術の製品を作っていまして、商品開発のサイクルも早く、他社より先に新製品を出し続けなければいけませんでした。一転して今は官需に携わっており、製品開発サイクルは異なるのですけれども、コスト、価格、納期の三つで他社に負けてはいけないことは官需も民需も同じだと考えています」と、製造業の基本を大切にしていきたいと話す。
日本鋳鉄管については、「JFEグループの中での評価は高く、また歴史と伝統のある会社」と評価。今後の経営については、「企業は、最後はやはり『人』。一人ひとりが危機感を共有し、『いい会社にしよう』という気持ちを持って、いい仕事をすることが大切です。そのことは、本社も工場も変わりません。私は、そのための環境を整えたい」と意欲を話す。
コア事業については、「やはり水道の鋳鉄管部門。しっかりと経営資源を集中させたい」と重視。
「先程の三つの製造業の基本が大切。その他で小細工をしても仕方がありません」とモノづくりの大切さについて話す秋田社長は、社内管理に関しても、「完璧に数字をはじき、詳細な解説をつけた報告の作成には労力がかかります。報告で重要なのは売り上げとそれにかかったコストであり、その他の数字は見る人が見ればわかります。同様の観点から、社内会議の開催も最小限にとどめています」と、不必要を省き、社内の力を集中させようと苦心する。
今後の水道事業については、「現在の管路更新ペースを少しでも上げて、少しでも安心して水道水が供給できるようになれば。理想としては、年に2%程度の管路更新が必要なのではないでしょうか。当社としても、NS形ダクタイル鉄管をはじめとする耐震性に優れた管材で管路の機能向上に貢献していければ」と話す。
趣味は、「ゴルフと散策です。散策についてですけれども、今までは自宅から会社まで通勤に1時間ほどかかっていたので、最近会社の近くに引っ越しました。今では家の近所を皮切りに、浅草や上野など下町の町並みを見て回っています」と、散策は歩く度に発見があって面白いそうだ。ほかにも、「私個人のブログを立ち上げたのですが、書くこと自体が面白いですね」と、趣味は多彩。愛読書については、「ヨーロッパのスパイものや、アメリカのベストセラー小説などは良く読みました。日本の作家では、司馬遼太郎さん、宮本輝さん、塩野七生さんが好きですね」。また、前の会社が新潟県に本社を構えていた関係から、「新潟の日本酒には詳しくなりました。その中でも、〆張鶴が一番美味しいと思います」と話す。
☆ ☆ ☆
昭和44年早稲田大学理工学部機械工学科卒、同年日本鋼管(現・JFEエンジニアリング)入社、平成5年継目無管本部継目無管製造部長、9年福山製鉄所原価総括部長、11年鉄鋼技術センター設備技術部長、12年エヌケーケー精密(現・JFE精密)代表取締役社長、20年10月現職に。広島県出身、昭和22年1月14日生まれの62歳。
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