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トップ すてっぷ JUMP ベルテクノ技研社長 鈴木 喬 氏
2009年04月06日

納得できるメリットは
ベルテクノは昨年10月にベルテクノ技研と合併し、今月から中部営業部、設計課、技術室を岐阜から本社へと、工事課を一宮市に移し、新たなスタートを切った。「それまでは技術開発および製造がベルテクノ、営業(東北・中部・西日本地区)の窓口をベルテクノ技研が担当し、役割分担してきた。両社が統合することで、営業・技術開発・製造の3本の柱が一体となり、お客さまニーズに、より迅速に対応できる」と抱負を語る。
ステンレスタンクは他のコンクリート製品に比べてイニシャルコストが高いとも言われるが、「製造面でコストを下げるような製作方法や製品開発について考えていく。耐震性に優れたステンレスタンクを、より安価に提供できるように努めていきたい」と強調する。
水道業界を取り巻く環境は大きく変化してきている。「戦後間もない頃に建設された中小規模のコンクリート製配水池が結構多く、更新時期にきているので、この需要が見込めるのでは」と分析する。新製品の開発については、「今年中に実験としてステンレスタンク2基を建設し、コストを下げつつ耐震性に優れたものになるよう、検討を重ねていく」と意欲を示す。
同社は昨年6月、徳島県松茂町に容量が1万立方㍍クラスのステンレスパネル型配水池を納入している。「これまで、ステンレス配水池は3000立方㍍までが主流であったが、巨大な配水池でも内部補強の構造を画期的なものに変えることにより、設計が可能になった」と力を込める。さらには、「今度の実験では、容量が大きくなればなるほど安価になり、また工期もかからないような配水池の開発を工夫していく。1~2万立方㍍の配水池の製作が可能になれば、市場はさらに広がる。これまで培ってきた技術の蓄積を生かして、当社でしかできない製品を確立したい。ライバル他社に対して、切磋琢磨し競争していく中で、営業面と技術面の優位性を保ちたい」と話す。
また、「図面と構造計算を示すだけでは、お客さまも納得されない。過去の実績的なもの、実際の実験等について、よりわかりやすく説得できないと、せっかくのいい製品も絵に描いた餅で終わってしまう」とお客さまの視点で事業を進めることを強調する。
趣味は読書とゴルフ。座右の銘は〝一期一会〟。「お会いした人との関係は大切にしたい。いろいろな人に教えてもらうことも多い」と謙虚に話す。
昭和50年5月に入社し専務取締役に。平成17年7月に社長に就任した。昭和22年生まれの61歳。
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