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人(ひと)

大阪府都市整備部下水道室長に就任した 大屋 弘一氏

2009年06月17日


夢を持てる事業展開を
  大阪府では下水道一筋。JSや下水協への出向経験も豊富だ。現在でも、今年5月に発足した下水道グローバルセンター審議会メンバーに名を連ねるなど、大阪下水道のキーパーソンとして大きな役割を担っている。下水道課計画係長時代、竜華、なわて水みらいセンターの建設計画立案に携わり、東部流域下水道事務所長時代に建設工事を推進した。とくに竜華水みらいセンターは、JR久宝寺駅前地下に建設し、上部スペースを有効利用する計画になっている。
 「町中にこれだけの処理場を建設するには高い技術力がいるが、周辺のまちづくりにふさわしい処理場を造りたかった」との思いが込められている。
  橋下知事政権下、下水道も厳しい支出カットを求められており、建設関係の支出は前年度に比べ3割ほど削減されている。ただ、維持管理関係の予算はほぼ例年通りとなっており、「知事には下水道に対し一定のご理解をいただいている」。
 大阪府流域下水道は昨年4月、建設と管理の一元化を実施。厳しい自治体財政を背景に、府内市町村からの府流域下水道のコストダウンに対する期待は高い。だが、昨年度は燃料・薬品の高騰などの影響もあり、期待に十分応えられなかった。「コスト意識を徹底し、中長期的な視点に立った運営をめざしていかなければならない。各自治体にもしっかり説明責任を果たしていく」と力を込める。
  府では事業費、職員削減の嵐が吹き荒れており、職員のモチベーション低下が懸念されるところ。「下水道は都市基盤を支える重要なインフラ。職員には、下水道の仕事を通じて都市創造に携わっていることを改めて認識してもらいたい」と期待を寄せる。「職員が夢を持てる事業展開を模索していきたい」。今後の手腕が期待される。

     ☆   ☆   ☆
  昭和52年3月大阪大学工学部環境工学科卒業、同7月大阪府土木部下水道課入り。63年4月日本下水道事業団計画部副参事、平成6年4月土木部下水道課計画係長、8年4月日本下水道協会調査部専門調査役、13年4月南部流域下水道事務所建設課長、16年4月大阪府下水道技術センター事業部長、平成19年4月東部流域下水道事務所長を経て、21年4月に現職。趣味は山歩き。昭和29年7月23日生まれの54歳。泉大津市在住。
 


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