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福岡市道路下水道局長に就任した 岩﨑 憲彰 氏

2009年07月22日

市民との対話が重要

 公務員生活は水道局でスタート。土木技術者としてダム建設調査に長く携わった。福岡はもともと水資源に乏しいことに加え、ちょうど水需要が急速に伸びはじめたころでもあり、水源ダムの確保は急務となっていた。「昭和は水道一筋で過ごした」。
  平成に入ると、道路時代が約10年間続いた。その後下水道局に在籍したが、所管は河川だったため、下水道にはタッチする機会はほとんどなかった。
 思い出深いのが前職の西区長時代。区長は行政職ポスト。技術職の就任は異例だった。「まったく畑違いの職場だったが、1ヵ月もしないうちに違和感はなくなった」。在職中、「とにかく地域の中に入っていく」ため、地元自治会関係者らとの話し合いに頻繁に出掛けた。「市民と対話し、情報の受発信することの重要性を身をもって経験した」と振り返る。
  水道、道路、河川の後、下水道に。現在の所管は下水道以外に河川、道路と多岐にわたる。「下水道には、治水の要素もあるが、基本的には環境を守る事業だな」が第一印象。就任した4月に、「福岡市下水道ビジョン2018」を策定。「人と自然を守り、くらしをささえる下水道」を基本理念に浸水対策や施設の維持管理、温暖化対策などに関し施策目標を打ち出したところだ。
 「快適、安全、安心な生活環境づくりが下水道の使命。市民との対話を念頭に、より効率的な事業運営を心がけていかなければ」と力を込める。

     ☆   ☆  ☆
  昭和48年3月九州大学工学部土木工学科卒業、同4月福岡市水道局配属。61年4月水道局多々良川取水事業部建設第2課建設係長、平成元年10月土木局道路部街路課第1係長、5年1月同道路建設部街路課長、13年4月下水道局河川部長、15年4月土木局道路計画部長、19年4月西区長を経て、21年4月に現職。趣味は立花山の山歩き。目標は年間50回。昭和25年5月23日生まれの59歳。福岡生まれの福岡育ち。


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