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人(ひと)  阪神水道企業団副企業長 安藤 伸雄さん

2009年11月26日

構成4市と緊密な連携を

  神戸市を退職して5カ月後、水の科学博物館館長から突然の転身。「どのような仕事、職場でも適応していく性格だから、とまどいはない」と淡々と語る。
 「構成4市(神戸市、尼崎市、西宮市、芦屋市)とその市民から信頼され続ける用水供給事業を目指していく。そのためには、取り巻く環境の変化を的確に把握し、その状況に対応していかなければならない」と早くも新たな目標を見据える。
 構成4市の水道は、水需要の伸び悩みの傾向が続き、また、年々深刻化する水道施設の経年化は、阪神水道企業団(以下、阪神水道)も含め、大きな課題になっている。「昨年度に策定した、水道用水供給ビジョンに基づき、現在アクションプランを策定中だが、構成4市と連携し、品質、機能向上を図り、信頼性の高い水道システムを目指していく」と明快だ。
  来年度から構成4市との水質検査の共同化もスタートしていく予定である。「現在の阪神水道や各構成市が保有する、水源から蛇口までのトータル的な施設や、その能力、人材等の連携を図り、有効活用するとともに、レベルやモチベーションを高めていきたい」とさらなる展開も視野に入れる。
 神戸市時代は水道一筋。「配属先として水道を希望したわけではなかったが、水に合っていたと思う。事故や災害時の時間と勝負しながら復旧戦略を練り、実行していく緊迫感と、職員が一丸となる、あの一体感は何とも言えない感覚だった」と振り返る。だが、「今は過去を振り返っている時間はない」とキッパリ。「構成4市との緊密な連携を促進しながら、やるべきことに全力を尽くし、全ての団体、市民にとってメリットになる展開を模索していきたい」からだ。その手腕にかかる期待は大きい。

     ☆  ☆  ☆  ☆  ☆
  昭和46年3月信州大学工学部土木学科卒業、同年4月神戸市入り、水道局技術部浄水課配属。平成4年4月総務部主幹、8年4月技術部配水課長、12年4月中部センター所長、14年4月技術部長、19年4月参与、21年3月に退職。同5月同市水の科学博物館館長を経て、同8月現職に。趣味は手品、水泳、弓道など多彩。座右の銘は「臨機応変」。昭和23年8月27年日福井県小浜市生まれの61歳。神戸市北区在住。


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