8月号目次
2011年08月01日
8月号の読みどころ
◯東日本大震災では、上下水道施設が壊滅的な被害を受けるとともに、その後の放射性物質の拡散などにより水道そのものに対する信頼性が根底から揺らいだ。加えて今後、必ず起こるであろう大規模災害に備えるためにも水道施設の老朽化および耐震化対策を一刻も早く進めなくてはならないが、給水人口は右肩下がり、料金値上げも市民の理解を得ることは難しく、実際に全国平均の供給単価は給水原価を下回っている。一方で「あって当たり前」の認識が定着し、その多様な価値が伝えられていない感がある。このような状況から今こそ上下水道事業の重要性を広く利用者に周知し、理解と協力を求めるべきではないかと捉え、水道の広報の重要性を紹介することとした。
◯深井戸被害による地下水汚染の危惧を地下水の専門家である古賀輝彦氏にご提言いただいたほか、環境関連の委託調査でアフリカ・ケニアやジンバブエの湖沼を訪れた経験を元に佐藤八雷氏が湖沼環境改善活動からのレポートを紹介する。また、前号より始まった吉田八左右氏の連載は第2回目。歴史に残るインフラ事業の「作品」、琵琶湖疏水についての概要を詳細に解説する。
目次
■グラビア
・こうろん 電力制限令からみえてくるもの …チャボ
・水源保護活動に大臣賞
・シンガポール国際水週間2011
・企業の海外展開支援へ 大阪市・神戸市
・マンスリーフラッシュ
・小水力発電が稼働 さいたま市水道局
■表紙の人に聞く
一歩踏み込む水道PRの展開へ 視野を広げたライフライン復興を …石飛博之
■記者座談会 上下水道事業の広報を考える(前)
■逆転の思想 汎用品と特注品 …亀田泰武
■特別企画 上下水道事業の広報戦略―今、何を訴えるべきか―
・解説版 下水道の真の価値を知ってもらうための提言書 …日本下水道協会広報課
・インタビュー 真価値研の今後の展開 …松本明子・同委員会委員長(東京都下水道局総務部広報サービス課長)
・詳細解説 水道事業の広報戦略 …長岡 裕・東京都市大学工学部都市工学科教授
■海外トピックス シェールガス革命と水道水の汚染
■対談収録
「さらなる連携・交流のステージへ」
デビッド・ラフランス米国水道協会専務理事 × 御園良彦日本水道協会専務理事
■地震と地下水汚染
■アフリカ湖沼環境改善活動からの報告 …佐藤八雷
■京都疏水に学ぶ …吉田八左右
■技術評論 大震災後の水道復興(ひとつの提言) …水道憂児
■カリフォルニア州南部沿岸地域の下水道と水資源・水環境問題 第9回 …内田信一郎
■余話様々・虚無恬淡 歴史認識のいい加減さ …金子光美
■海外ニュース 中国がメコン川に8つのダム 他18編
■土地を歩く141「松永久秀のこと」国盗り物語(14) …八木美雄
・経済時評 公民連携の応援協定 …里村千秋
・万にその道にしれるもの 第四十四段 怪談 …小佐田佳司
・公論ダイジェスト
・広告索引/編集後記
◆表紙バック写真 薬師岳から穂高槍の遠望
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