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石巻専大 PSI発生土を活用した実証実験開始
2008年06月09日
新しい凝集剤としてPSI(ポリシリカ鉄凝集剤)が注目されているが、石巻専修大学の高崎教授は、かねてから河川と海域の環境について調査・研究を進めてきたが、急速に進む貧栄養に起因した「磯焼け」の原因の一つは、海につながる河川の連続性が断たれることで、栄養分が供給されなくなったことにあると考えている。
この対策として、高崎教授はPSI発生土の活用に着目。PSIに含まれる鉄とシリカを海域に供給することにより、河川と海との連続性を取り戻し、海草(海藻)が繁茂する海を回復させ、漁獲量を向上させて沿岸部の地域振興を図ることを狙っている。
実験は、地元漁協の協力を得て牡蠣の生育が悪い海域を選び、20㍍四方の牡蠣の養殖いかだに、含水率90%のPSI発生土を詰めた10㌔㌘の袋8個を吊るし、牡蠣の生育を見るとともに牡蠣が排泄する糞をトラップし、分析して効果を確かめる。同時に周辺海域のプランクトンの組成、総量も測定する。発生土は滋賀県の長浜水道企業団から提供を受ける予定。
なお、この取り組みについては、11日開かれるPSI協会総会の席で、高崎教授が特別講演を行う。
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