|
|
しっかりとした田舎
2008年09月22日
○…全国簡易水道協議会会長で北海道佐呂間町長の堀さんが、11日で町長を退任することになったのに伴い、会長を退いた。「町長を約20年間、そのうち半分の約10年間を全国簡易水道協議会の活動に関わりました」。同協議会以外にもいくつかの協議会等の活動に関わったが「簡易水道協議会が一番いい協議会だった」と、例の魅力的な笑顔で振り返った。
○…財務省予算執行調査の指摘を踏まえた簡易水道国庫補助制度の見直しの際に見せた会長としての踏ん張りは関係者が一致して高く評価するところ。
補助制度の継続は難しいかも…。予算執行調査の指摘はそれほど厳しいものだったが、統合の推進を条件に平成28年度まで10年間継続。ケースによってはそれ以降も継続というソフトランディングに持ち込んだ。「水道の普及率は97%を超え、かなりいい線まで行っている。
しかし、未普及人口が340万人もいるというのじゃ、成熟した国ですなんて言ってられないんじゃないですか」「田舎があって初めて都市が成り立つ。しっかりとした田舎を持っていることは国の強みですよ。田舎軽視の政策がどんどん進んでいますが、何かあった時に本当にそういうことをやっていて大丈夫なんですかと言いたいですね」「これからは、田舎で暮らしたいという人も出てくると思います。その時、きちんとした水道がなくてどうするのか。数百人、数千人のところはどうしたって簡易水道になるんですから」と、10年の踏ん張りを支えた熱い思いは止めどない。そして、この熱い思いこそが第17代へと続く同協議会歴代会長を貫くいわば遺伝子だ。
|
|
|
|
 |
 |