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日本水道新聞-コラム 記者手帳

執行を繰越してでも

2009年02月05日

  ○…賛否論議を巻き起こしている総額2兆円の定額給付金を含む平成20年度第2次補正予算が国会で成立し、あとは関連法案の成立により何をどう使うが焦点となってくるが、水道施設整備費の補正予算についても厚生労働省がその活用を強く訴えている。

 ○…1月27日開かれた日本水道協会の理事会席上、21年度予算を説明した厚労省水道課長の粕谷さん「来年の予算では事業体との相談を早くから開始したい。できれば2月くらいから翌年の要求の中身を固めていきたい。ぜひ皆さんの生の声を聞き、使いやすい補助制度にしていきたい」と積極的な姿勢を示した。

  ○…一方、同じく予算の説明に当たった水道課課長補佐の海野さんは「21年度予算は前年比5%減だが、ここ数年削減率は年々小さくなってきている。もっともマイナス5%でも2次補正を合わせれば十分に対応できる額」と、予算の総枠から前向きに評価したうえで2次補正に言及。「資本要件の撤廃など、補正予算でしかできない。せっかく付いた2次補正予算、全額出したいので場合によっては執行を繰り越してでも使ってほしい」と繰越執行については、あまり大っぴらには言えないとしながらも、出席者に強く訴えた。

 ○…これら厚労省の予算説明を受けて、日水協として異例の協力要請をしたのは調査部長の松明さん。昨年11月に開催した理事会の席上でも予算の執行を促しているが、2次補正も執行されないとますます今後の水道予算が削られてしまう。それだけに「この好機を逃すことなく、積極的な活用を」との呼びかけも悲痛な叫びに…。


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