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日本水道新聞-コラム 記者手帳

長年の懸案でした

2009年04月06日

 ○…31日、水道施設整備費の1次配分が内示されたが、「今年大きく変わったことは、補助金の交付要綱が大幅に改定されたことです」と厚生労働省水道課長の粕谷さん。「長年の懸案でした」と補助金申請の増加に期待する。

  ○…「これまで交付要綱はわかりづらく、積算基準や歩掛が複雑でした。今年、何年かぶりで歩掛表を改定しましたので、事務負担も軽減され、補助金をもらったことのない事業体にも積極的に活用してほしいですね」と、昨年来、耐震化促進のため補助金の活用を繰り返し呼びかけていただけあって、実務レベルのハードルが少し下がったことを喜ぶ。

 ○…「歩掛表の改定では、間接工事費が見直されましたので、金額も底上げされることになり、業者にとってもありがたいのではないでしょうか」。従来の歩掛は実態とかけ離れていたため、請負業者などから不満の声が上がっていたという。そのため、下水道工事などが使う国土交通省の積算書を見習って歩掛表を改定した。これまで水道事業でも補助対象となっていないところは国交省の歩掛を使っていたという。

  ○…交付要綱が使いやすくわかりやすくなり、事務手続きが簡素化し、歩掛表が改定されて入札予定価格も上がれば、結果的に業者にとってもありがたいと一石二鳥。これを契機に老朽管の更新など耐震化に補助金を使う事業体が増え事業量が増え、雇用の促進にもつながれば、それこそ経済対策の効果も大。さまざまな巡り合わせが、いつどこで効果を発揮するのか、きっとあしたは明るくなると願いつつ。


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