第60回 全国水道研究発表会
2009年05月18日
第 一 部
最新知見を会得しよう
第60回の節目を迎える全国水道研究発表会が20~22日の3日間、近代的な都市と伝統芸能が同居する表情豊かな都市・さいたま市に、全国の水道関係者1500人が参集して開催される。284編の最新の知見が披露されるほか、初日のフォーラムでは、「水道広域化の展望」をテーマに、大規模事業体による事業統合、用水供給と末端給水の垂直統合、ソフトな広域化など、さまざまな形態の広域化を土台にした活発な議論が展開される見通し。水道事業の抱える諸課題解決に向け、議論および発表内容に期待がかかる。
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本紙では、専門家の方々に全発表の概要・聞きどころを解説していただくのに加え、発表者の方々に発表の要旨を寄せていただいた。また、研発の発表数の推移や部門別の動向を振り返るとともに、開催地・さいたま市水道の現況などを紹介する
◇開催地は今 さいたま市水道の沿革、現状、展望 ……………… 2 ~ 3面
相川 宗一・さいたま市長
渡辺 収・さいたま市水道事業管理者
技術部門の現状 井上 英雄・給水部長
事務部門の現状 吉岡 正幸・業務部長
◇垂直統合のモデルとなるか
岩手中部広域水道企業団・地域ビジョン要旨抜粋 ……………… 6面
岩手県中部広域水道企業団と構成市町(北上市、花巻市、紫波町)は、水道事業単独の広域化(垂直統合)に向け、基本理念や事業計画などを定めた地域水道ビジョンを策定、26年度の広域化を目指して、4月から歩みを進めはじめている。研発初日ののフォーラム「水道広域化の展望」では、同企業団の高橋清一事務局長が講師として登壇、取組の背景や経過、今後のの課題などについて報告される見通し。ビジョンの要旨を抜粋して掲載する。
◇データで見る研発
発表数の推移と動向 ……………… 4 ~ 5面
発表総数は昨年に比べ42編減の284編。6会場に分かれ最新の知見や経験が発表される。部門別内訳は事務21編、計画16編、水源・取水11編、導・送・配水63編、給水装置13編、機械・電機・計装13編、水質58編、リスク管理・災害対策28編、英語発表8編。初日には「水道広域化の展望」をテーマに水道フォーラムが設定されている。さいたま市水道局の前身は他ならぬ埼玉県南水道企業団。末端給水型広域化のふるさとを舞台に、厳しさが募る一方の社会経済状況に対応して水道信頼を持続していく具体策としての、新たな広域化のあり方が模索されると期待される。
◇継続的な挑戦が力に
事業体・メーカー発表から見る新たな取組み ……………… 11面
第 二 部
◇足跡振り返り、未来を展望
60回記念特別対談 粕谷厚労省水道課長・御園日水協専務理事 ……………… 15面
全国水道研究発表会は今年で60回を迎える。その間、現場の業務などで得られた知見や経験を、産学官が共通の土壌で発表、議論を積み重ねる場であり続けてきた。昭和25年の第1回から水道の発展に寄与し、世界に冠たる日本の水道をつくり上げる原動力の一つになっている。そこで、人間で言えば還暦となる60回を記念し、厚生労働省の粕谷明博水道課長と、日本水道協会の御園良彦専務理事に、今までの研究蓄積を振り返るとともに、次代を見据えた今後のあり方について話しあってもらった。
◇発表のポイント・聞きどころ
発表者による要旨解説…………………………… 16 ~ 25面、28面
事務部門/計画部門/水源・取水部門/浄水部門/導・送・配水部門/給水装置部門/機械・電気・計装部門/水質部門/リスク管理・災害対策部門/英語部門
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