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検証 持続可能な管路構築/工水協第51回総会
2009年10月19日
◇検証特集 持続可能な管路構築 …… 2 ~ 7面
ここ数年は毎年のように最大震度6強を観測する地震が発生するとともに、老朽化施設が増大しつつある中で、管路の更新・耐震化を促進する機運が高まりを見せている。しかし、いまだに管路の更新率は全国平均で1%とペースが遅く、更新延長は確保としても、開削が困難な現場では先送りになっているケースも見受けられる。今後、持続可能な水道管路を構築するためには何が求められるのか。首都大学東京大学院の小泉明教授に、持続可能な管路を構築するために必要な視点、施策、技術などについて伺うとともに、実際の動きとして、計画的に更新・耐震化に取り組む事業体、開削が困難な現場を新技術等で克服した事業体、事業費の平準化を図るため延命化策を講じている事業体などの事例を紹介する。
☆有識者に聞く 求められる視点、施策、技術……
首都大学東京大学院 小泉 明 教授
☆計画的な更新・耐震化の推進
・広島市の更新・耐震化の取組
・横浜市の更新・耐震化の取組
・名古屋市の老朽化・自身対策
☆耐震性の向上・漏水の低減に有効な施策
・東京都 給水装置の耐震化
☆開削が困難な現場を技術で克服
・千葉県企業局千葉工業用水道事務所 巻込鋼管によるPIP
・横須賀市 PE管によるPIP
・桂沢水道企業団 ホースライニング工法
・山口県企業局 SPR工法等による導水管の更生
・神戸市 パイプリバース工法
・ステンレスフレキ管による更生
・仙台市 水の浮力を利用した既設管内挿入工法
・名古屋市 ダンビー工法による取水管更生
☆管路の延命化による有効な施策
・東京都 TS配管洗浄工法等による夾雑物除去
◇日本工業用水協会第51回総会 …… 10面
日本の工業用水道事業は、産業経済活動に必要不可欠なライフラインとして、地域産業の振興・地域経済の活性化を下支えする重要な役割を果たしてきた。一方で、近年の工業用水道を取り巻く環境は、水需要の低迷や資本費負担の増加傾向を背景に、極めて厳しい状況にあり、さらなる経営の健全化とともに、老朽施設の早急な改築・更新、地震など災害対策が喫緊の課題だ。10月30日に東京で開かれる日本工業用水協会第51回総会に合わせて、工業用水の現状と、各事業者の展望を紹介する。
☆山本 修平/千葉県企業庁長・工業用水道事業管理者
行動計画に基づき 合理的管理・計画的更新など
☆深井 満/静岡県企業局長
地震へ万全の備え人的・財政的基盤を強化
☆山川 利治/愛知県企業庁長・公営企業管理者
老朽化対策が課題 2系統化や排水PFIも
☆高杉 晴文/三重県企業庁長
包括委託で効率化 老朽劣化対策を推進中
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