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日本水道新聞-コラム 記者手帳

水の世界戦略が必要

2010年01月14日

○…対前年度比23・1%大幅減の22年度水道予算案で始まった仕事始め。予期していたものの、やはり落胆は隠せない。ただ、減額分は未執行分にほぼ相当すると見れば、来年度は満額執行を目指し翌年度につなげたいもの。補助率がアップしたとはいえ、自己資金をどう確保するのか、その手立てが鍵となる。昨年来、未執行の問題で警鐘を鳴らしていた日水協の御園専務理事。4日の年頭挨拶でも「事業仕分けで国庫補助の必要性が認められたものの、執行残は問題。耐震化が進まなければ大きな損失だし、現下の経済状況を踏まえれば、景気対策上も事業の推進は重要」と、協会組織を挙げて全国に訴えていきたいと述べた。協会の存在意義を常に考え、全国会員の期待に応えなければと、力強い仕事始めとなった。
 ○…好例の新年名刺交換会。6日に開かれた東京会場に多数の国会議員が駆けつけた。話題となるのは水ビジネスへの期待。「水の世界戦略を持つ必要がある」とは、民主党の円より子参議院議員。〝コンクリートから人へ〟を基本理念に掲げる中、人にとって大切な〝コンクリート〟もあると、会場の熱気を受け止めた。昨年末に発表した新成長戦略には、アジアにおけるインフラ支援で水が取り上げられている。円議員も政治の世界から後押しすると一言。その期待に応えたいところだ。
 ○…水循環基本法の策定を推進する自民党の中川秀直衆議院議員。会場で議連の設立に言及、議員立法で今年中の成立を目指すと明言した。一挙に事が進めば、水道界に大きな変化をもたらす。今後の動きを注視する必要がある。


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