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日本水道新聞-コラム 記者手帳

自由な議論 正確な情報

2019年03月14日

 〇…早大水循環システム研が開催したフォーラムのパネルディスカッションの最後の質問は「2050年の日本の水道を色で表現するならば」。ここでは回答者は伏せるが「緑」「白」「青」「希望の色」「バラ色」「限りなく透明に近いバラ色」と、パネリストの回答すべてがその趣旨に興味を惹かれるものだった。回答に合わせてコメントした厚労省の日置室長は「今は国民のすべてが、安全な水が手に入る状況。2050年にもこれを続けなければならない。時代、環境が変わっても安全な水が事業として手に入る社会を法改正を契機に再認識して取り組んでいくことが必要」と聴講者に協力を呼びかけた。厳しい将来への懸念が叫ばれる水道界だが、当事者の未来像には希望がある。
 〇…シンポの閉会に当たりあいさつした高瀬所長はこのタイミングでのイベント開催の意義について「マスコミで非常に限られた情報が独り歩きして最後はイデオロギー論争までに及んだ。日本の大学で最初にできた水道に関する社会科学系の研究所として社会的な使命を果たしたかった。大学という自由な場で正確な情報を共有し、議論すること自体が目的だった」と話した。水道分野における社会科学系研究の存在感は技術分野と比較すると層の薄さは否めないが、その重要性は誰もが認める。自由な場での正確な情報共有と議論―法改正議論の騒動を経て、その意義の大切さを実感する。


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