水道公論

昭和45年5月月刊誌としてスタートし、「豊で住みよい社会」の基盤である水道、下水道、工業用水道事業等の整備促進をベースに、国民生活を支える「水」関連事業のすべてを多角的・総合的に解説・論述する「水の総合雑誌」です。指導的な官界人・経済界人・大学の学究人など幅広い執筆陣を網羅して、詳細なデータとその分析を中心とした論文や率直な座談会・インタビューなどで「水問題の動向」を掘り下げ、分かりやすい情報誌としても親しまれています。

水道公論 2023年2月号

水道公論 2023年2月号

表紙の人 出耒 明彦 氏

上下水道事業においても、自然災害の激甚化・頻発化や脱炭素社会への移行の加速化、多様な働き方を選択できる社会の実現などへの対応が求められている。DXの進展や物価高騰、感染症対策と事業の両立など急変する社会環境にも対応していかねばならない。堺市上下水道局のトップとして手腕を振るう出耒管理者に、新たな社会課題への対応について伺った。

表紙バック写真 世界文化遺産に登録された百舌鳥・古市古墳群を代表する仁徳天皇陵古墳

出耒 明彦(でき・あきひこ)氏 プロフィール

出耒 明彦(でき・あきひこ)氏 プロフィール

佛教大学社会学部卒業。昭和54年4月堺市採用。平成15年総務局人事部人事課長、平成17年4月総務局人事部副理事兼人事企画担当課長、18年同部副理事兼人材開発課長、19年4月危機管理室長、22年4月市立堺病院事務局長、24年4月地方独立行政法人堺市立病院機構理事兼法人本部長。27年4月より現職。座右の銘は、「初心忘るべからず」と、与えられた場所を自らが必要とされている場所として最善を尽くすという意味の「天命を待って人事を尽くす」。大学時代はアメフト選手として花形クォーターバックで活躍。マラソンをはじめ多様なスポーツを嗜み、コロナ禍の時期にベンチプレスを購入し自宅をジムにして汗を流す。土日は家業の農業にいそしむという。昭和31年11月23日生まれの66歳。

技術最前線

目次

グラビア

  • こうろん 水道行政移管、
    そして「衛生工学」への一層の期待 …水未来流離人
  • 技術最前線
  • マンスリーフラッシュ
  • 水面は語る 第24回 融解すべき情報統制 …白汚 零

表紙の人に聞く
日頃の連携が迅速な非常時対応に
…堺市上下水道事業管理者上下水道局長 出耒 明彦氏

座談会 上下水道事業経営の過去、現在、そして未来

記者座談会 2022年の上下水道界を振り返る

逆転の思想 予算の執行 …亀田泰武

海外水ビジネス研究会 名古屋講演会記録①
「官民連携・みやぎ方式の現状と課題」 …吉村和就

シリーズ 海外水ビジネスの要点を探る㊻
海外インフラ投資の官民ファンドによる資金調達 …工藤克典

コラム 海外水ビジネスの眼 水不足とラスキンの労働観 …不見丸

連載 下水処理場におけるエネルギー自立化の状況⑥
各国・地域の政策や基準化の動向(前編) …NJS

連載 器に随いて主となれば皆真なり―10― …福井 照

技術評論 減価償却費 …多芸無芸

Finder ~技術者の視点から~ 渓流操船 …中里卓治

コラム 楽知る上下水道㉚ 下水湯と凝集 …那須 基

連載 生物屋の緩速ろ過池研究 その17 
国際研修で生物浄化の仕組みを教える …中本信忠

「下水道技術士」への道〈52〉
令和4年度 下水道Ⅰ―1―3【沈殿池】Ⅰ―1―4【返流水】
…下水道技術士試験研究会

下を向いて歩けば 第九十八回 うさぎ年です …垣下嘉徳

余話様々・虚無恬淡 第87回 城とし尿と… …八木美雄

  • 経済時評 マンパワー不足の時代 …寿留女固目
  • 保存版 水道公論総目次2022
  • 公論Pickup
  • 広告索引/編集後記

過去の記事

連載 水を伝える
連載 水を伝える
ページの先頭に戻る